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2007年7月中旬、今ブラジルは真冬の季節です。
何故だろうか、毎年こんな寒い時期、水温も20度を割るようなサンパウロよりもっと寒い地方からコリドラスが入荷するのだ。
一方、アマゾン源流もそろそろ乾季に入り、上流地域からのコリドラスも届き始める。今年はそんな地方から大型の面白そうな顔が現れた。その一部を御紹介します。ゆっくり楽しんでください。

 


[1]ロングフィン・パレアットスの勇姿

[1]例年どうり鰭の長いパレアットスが届いた。
(写真拡大できます よーく御覧ください)
日本では、東南アジアでの養殖魚が大量に入っているそうだが、本種パレアットスもその1種だろう。 しかし、ブラジルの原産地で採集されるパレアットスは巨大で非常に美しい。渋いメタリックグリーンに輝いている。



[2]クロネイ メタリック グリーン バルバットス2


[2]そんなジャイアント パレアットス軍団500匹の中に30匹ほどのバルバットスを発見した。
バルバは体型と体長が違っているので、パレアットスの中で見れば一目瞭然の存在である。最初は「おー 元気でいるなー」という感想であった。

[3] このバルバットスを集めてきて、じっと見つめていたら「?」という例の何か分からない疑問が湧いてきた。
いつもの感覚で「なんだ?? こいつらどっかちがうのかな?」という暗示のような、いつもの感覚が蠢いた。


[3]バルバットスのクロネイタイプ。

[4]バルバットスの顔黒がクロネイというそうだ。
よーく見ていたら「こいつら顔黒ではないのか」と思いあたり、そうだったのか、とおもった。 しかし、もっと何か違うような気がする。それでさらに凝視していたら「ほーっ 見つけた エラブタまでメタリックグリーン」なのだ。
そこで、名付けた「メタリックグリーン・バルバットス」うーん良い命名ではないか。いつもの自己満足である。


[4]鰓蓋がメタリックに輝いている。


 [5]尻尾も筆者が見たバルバッスとは違っている。
        

[5]バルバットスの変形がパレアットス軍団に混ざっていた、という事実。
リオではバルバはナッテレリー、プリオノートスに混ざり、サンパウロではアエネウスに混ざり、海岸線ではマクロプレルスに混じり、 パラナ方面ではパレアットスに混ざる。しかし全てのバルバットは海岸線から直接大西洋に流れ込む河川にしかいないようだ。



[6]クロネイ メタリックグリーンバルバットス

[6]今回のこのバルバの模様はどうみてもパレアットのものではないだろうか、と思う。
鯨に混ざったオルカ、(シャチ)のような雰囲気が漂っている。 このコリドラス群団に出会って最初は、ひょっとしたらパレアットスとバルバットスとの交雑種ではないのか、と考えた。
皆様はいかに考えられますか。

[7]緻密に骨格査定をしてみるとはっきりするのであるが、それまでこの個体群が維持できるのか、が心配だ。
このロットの採集地名は分かっているが、実際にその場所に生息しているかは不明である。


[7]こんな色彩文様のバルバがいるのか、と思うゾクゾクする、のは私だけの異常性格からなのか。

[8]厳密に言えば、バルバは既にコリドラスではないのだそうだ。
属が違うと、交雑は不可能なはずなので、どうなのだろうか、ちょっと空想してみたら楽しいではないか。


[8]水が流れていた砂場のエキノドルス。


[9] しかし、バルバットはバルバットなのか。

[9]これまでの写真個体は地域変種のバルバットであろう。
写真をみてもらった複数の方々の意見でも「これはバルバットでしょう」という御感想で筆者も「ごもっとも」 という感想である。骨格比較してみたら、ひょっとしたらハイブリッドではないか、と思うのであるが、それは夢なのだろう。 バイアニーニョを発見した時のような思いは、なかなか体験できないことは充分承知しているのだが。


[10]チェッカー模様のバルバットス

[10]普通のバルバットス、これは海岸山脈から流れ出るブラックウオーターの川で採集した個体。(拡大できない)
これもなかなか特徴的な個体群で、ロットの凡そ全てがチェッカー模様であった。 バルバットスの地域変種コレククションも面白そうである。

[11]リメイラ川水系のバルバットス
(写真拡大できず)
巨大な12cm級のバルバット、この種類は近年属が分離されたと聞いている。 確かに、体型や体長がコリドラスを逸脱している感じがあった。以前にはアスピドラスの 方に行っていた時代もあったようだが。


  [11]巨大なリメイラ川バルバットス



[12]ここでちょっと雑談(写真拡大なし)
久しぶりでこのコリドラス、ガラニーをリリースしようと思う。 みれば見るほど可愛いコリドラスと思う。ご期待ください。


  [12]コリドラス ガラニーの♀個体




[13]全ての個体がどこか違う、スーパープルケール。

[13]ここからプルス水系プルケールSP個体
(写真は全てズーム拡大できます。) 例年通り、プルス川上流から巨大なコリドラス軍団がやってきた。
なぜこの地域のみに巨大なコリドラスがいるのだろうか、不思議に思う。




[14]とくに今回は背筋にラインが入る雑種と思える個体が目立つ。

[14]
この種類の特徴として、全ての個体の模様が違っていることで、大げさに言うとそれぞれが世界に1匹しかいないコリドラスと言えると筆者は考えている。 ここから以降説明を省きます。楽しく御覧ください。




[15]写真



[16]写真。





[17]写真。


[18]写真





 [19]写真


 [20]写真。




[21]写真


 



[22]写真。



[22]今回のプルケールは10匹と少数のため、御希望の方は直接メールでお問い合わせください。

今回プルケールの標準価格は個体にもよりますが弐万五千円前後と考えています。御希望の方と御相談させていただきます。 高いと思われるかもしれませんが、全て売れたとしても1回のアマゾン採集旅行経費にしかなりません。御理解のうえ、今後の採集活動のため、よろしくお願いします。

本ホームページの魚や水草、訪問旅行等に御質問御感想がありましたら、 直接私宛にメールでご連絡頂けければ、私の分かる範囲で回答致します。
www.amazones@nethall.com.br でご連絡ください。

2007年8月3日記載完了

  

  


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