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アピストグラマの美しさ、日本では寒さがはじまるこの時期、ブラジルではアピストや水草が綺麗になる季節を迎えます。
エキノドルスもブラジルではこれから春を迎えて、新芽の出る季節になります。
このページをご覧になってのご感想をお聞かせください。御質問がありましたら現地を周った経験で分かる範囲で、お答えします。

 


ウアウペス川支流イガラッペ・トゥユッカ(トゥユッカ川)で採集してきた真っ赤なエリザベサエです。採集後間もないので鰭が切れています。

ネグロ川というアマゾン川支流は不思議な川である。化学にはまるで弱い素人であるが、水の水素イオン濃度をあらわすpH(ペーハー)が4.0とか4.5という極端な酸性である。(写真拡大できます)
導電率という電気を通す数値も0とか15マイクロシーメンズという数値をあらし、蒸留水のようなまったく不純物のない水が流れている。
赤道直下のネグロ川で採集したエリザベサエという魚は、こんな現地の環境で真っ赤に燃える色彩で暮らしている。



採集直後の個体軍なので、まだ鰭の損傷がひどいですが、すぐに回復します。。

今回採集できた魚は、ウアウペス川支流のイガラッペ・トゥユッカという小川である。
赤の発色は,恐らく現地の環境によるものと思う。この赤を維持するためには常時pH4.5前後、導電率30マイクロシーメンズ以下で水温25度という条件が必要と思う。 この赤が落ちると、色彩はメタリックグリーンに変身するので、色彩変化も楽しく観察できる素晴らしい魚です。

ジュルア・エメラルドという比較的最近発見されたアピストです。ジュルア川というアマゾン支流最も奥地の秘境地帯の魚です。
ツインバータイプと言われて,尾鰭の上下にオレンジのストライプ模様が入り、背鰭♂個体は前後が極端に伸長するので非常にいつくしい種類です。


ジュルア・エメラルド・ツインバー個体です。。

成長すると体全身の鱗にパール模様が入って、エメラルドという名称のごとくメタリックな色彩に変身します。 尾鰭はライアテ―ルになって上下が伸長してきますので、水質さえ合えばアピストのなかではもっとも綺麗な個体に仕上ります。


背鰭の第3条付近と背鰭の最後部が伸長し、尾びれの上下が発色する美麗種です。。


クリスタルに輝く水の中
ジュルア・エメラルドの♀個体です。

繁殖も条件さえあえば可能で、一昨年日本に送った個体から多数のF-1がとれている、という噂を聞いています。
現在,飼育には最良のサイズが在庫していますので,御希望の方はご連絡いただければお届けできます。


ジュルエンシス・エメラルドタイプ1

ジュルエンシスです。ドイツ語かスペイン語かはしりませんが一般の書物ではユルエンシスと記載されていることもあります。 ジュルア川で採集されたので、ジュルエンシスというのか、と考えています。 以前はタパジョ川の支流ジュルエーナ川で採集されている、と言われていたので筆者などは必死でタパジョ川を探し回ったものでした。 勿論レガニタイプのタエニアータらしき個体しか採れなかったですが。

このジュルエンシスにも形態の違うものも存在するようで、写真に掲載している個体は上記のエメラルド種と混生していた美麗種です。 胸鰭の根元が白く,先端がオレンジに染まる、という特徴があります。不思議ですね、エメラルドの採れる川で一緒に採れてきました。


ジュルエンシス.エメラルドタイプ2

ジュルエンシスとエメラルドの違いは、ジュルエンシスにはボデイにパール模様が発生せず、全体にメタリックに輝きます。 この2種とは別にジュルア支流モア川で採集したモアタイプのジュルエンシスも存在しています。


ジュルエンシス・エメラルドタイプ♀個体。


パンタナルで採集したボレリー・オパーリンの勇姿。

アピストグラマ・ボレリーという種類のオパーリンという美麗種です。ラプラタ川水系パラグアイ川で採集できる 3種類アピストのうちでもっとも綺麗に仕上がる種類です。南部パンタナルで採集した網からあげたところです。 アマゾン水系アピストと違って水質にはあまりうるさくないようです。


ボレリー・オパーリンの水槽写真。

水質にうるさくなくても、サンパウロの水槽に収容するとメタリックが抜けてしまいます。しかし体調が水になじむと じょじょに発光してきて、しばらくすると元の色彩に戻ることを確認しています。

こちらは,同じくパンタナル地方で採集できるコンブラエという種類です。特徴は腹に現れる2本線です。 現地での採集写真がありませんが、おなじく美しい種類のアピストです。 水槽内で発色させて、その映像をお見せしたいと考えています。。


  パンタナル低地のアピストグラマ・コンブラエ



ブラジルとギアナの国境付近のブラジルサイドに流れ込んでいるイガラッペ(小川)で採集したプルクラタイプです。 プルクラはマデイラ川支流のカンデイア川で採集できますが、この種類はアマゾン本流の反対側のネグロ川上流の ブランコ川という支流の分水嶺で発見しています。マデイラ川から2000kmの距離があるため、全く別種といえます。。


  アピストグラマ・フロンテイラ。ギアナ国境に生息するプルクラのそっくりさん。




ネグロ川中流のメンデシー・カーニバルという派手な魚。

ネグロ川中流で採集できたメンデシータイプです。尾鰭の上下にオレンジのバーが2本発色します。 メンデシー系統は水の汚れに弱いので、輸送が難しく、マナウスからの混ざり物ではなかなか入手できない種類です。




カッサーボ川で採集したSPニュータイプの美麗種。。

以前はカッサーボ川にはSPニュータイプはまったく存在しなかった。しかし現地に出荷業者が入るように なって、インデイオたちが大漁に採集したため、魚層が変わってしまったようで、最近はカッサーボでも SPニュータイプが採れるようになってきた。大量採集によって魚層が変ってしまうことがある、という ことを最近実感している。



カッサーボ川から1000m前後の川幅のあるネグロ川本流を挟んで、反対側のマボー川という支流で。 採集した同じくSPニュータイプです、背鰭や体型が若干違うようにかんじるのですが、どうでしょう。 マボー、ゥアンベー、ポンタ・・・というように並んでいるそれぞれの小川でも採集ができるのですが この地域以外に生息していない、というのはどうしてでしょうか。ネグロ川というのはそんな特殊な種類の 魚の連続のようです。。


イガラッペ・マボーにいるSPニュー軍団。



メンデシーのカッサーボタイプです。メンデシーという名前で呼ばれていますが 恐らく別種として記載されるべき個体ではないでしょうか。 まだまだ別種がぞくぞく登場する地域と考えていますが、入域ができなくなりつうあるので どのような展開になるのか、心配しています。


カッサーボ川で採れたメンデシー・カッサーボ。




アバカシ川に生息するウイルヘルミーというプルクラの口黒タイプ。

比較的最近記載された、というプルクラタイプの口の周りが黒く染まる特徴があります。 ウイルヘルミーという命名はやはり人の名前なのでしょう。マデイラ川下流のアバカシ川流域 で採集されている種類です。マデイラ川にはプルクラ系が多く生息しているようで、おそらく 別の種類がどこかで隠れている気がします。楽しみです。




トリファー・ミゲル.アピストグラマ・トリファシアータの地方変種と思われる。ライトブルーの美麗種

アマゾン川支流マデイラ川上流マモレ川かに注ぐ支流で採集してきた、トリファシアータ系の 魚です。現在は淡い水色ですが、水質になれるとメタリックブルーに輝きだす名魚です。 採集場所が限られた区域であるため、なかなか採集できない種類です。



エキノドルスの未記載種と思われるサンタマリア川水系で発見した、水上葉、浮き葉、水中葉すべてを 持ち合わせた面白い種類です。地下茎はがっちりしていて、繁殖力は旺盛のようです。採集場所は毎冬雪が降る 地方なので、水上葉は雪の中では消えてしまうことも考えられます。水中葉が大盛になると浮き葉をはっせいさせ、 乾季で川の水が干上がると水上葉をだして生存するようです。


 リオグランデ州のイビクイ川上流サンタマリア川で採集したSP種。


パンタナルのオテリア。パンタナル湿原を通過する周囲の山岳地帯から注ぐ清流に、ごく少量発見されるオテリア。 エキノドルスを求めて探し回ったあげく、発見したのがこのオテリアであった、最初はてっきりエキノの水中葉と 考えて、日本のマニアさんに送ったところ、オテリアではないか、という返事をいただきました。水上葉を 出さない特徴があり、採集後の管理がわるいとすぐに溶けて消えてしまう難儀な種類ですが、一度活着すると 見事な株にしあがります。


 先月パンタナル近郊で採集した赤いオテリア。



リオグランデ州イビクイ川支流カピバライー川採集のホレマニ―らしき個体。

リオグランデのイビクイ川支流の最上流で発見したエキノドルスです。下のジュカライ川産 は水中葉から水上葉を発生させている現場が観察できたが、4kmほどのカピバライー川で 採集した本種は、水上葉を出さない種類のような気がする。付近にまったく水上葉に確認は できなかったからだ。



リオグランデ州イビクイ川最上流ジャカライ川で採集したSP個体。



上記の種類と違って、けっこう広い川の泥底の浅瀬で群落しいていた種類である。自生地では水上葉の ついた個体が陸上に生えており、泥底の浅瀬で地下茎の強さに圧倒されて、一生懸命採集したしゅるい。 水中で生育させると、半年たった最近、浮き葉が現れた、これでこの草も水中葉、浮き葉、水上葉で季節に よって形態を変えて行きぬいている種類のようです。


サンフランシスカ川水系で発見してフランシスカと命名した生育難度のたかい水草です。 流水にがっちり生育し、熱帯の強烈な直射日光に当たって、現地では真っ赤な葉をつけて いますが、サンパウロにもってきて止水で直射もあまりきつくない場所では、ご覧の写真 のように生育します。環境をもっと良好にしてやれば赤い葉がでるでしょう。


サンフランシスコ川で採集できるフランシスカと命名した非常にデリケートな水草。


アマゾンの大秘境、ジュルア川最上流のジャングルの中の小川で、直射日光が当たる ごくせまい池に群落を作って生育していました。ジュルア・トルマリンという名前を つけています。水中葉から水上葉を生育させるのにかなりの時間がいるようです。 現地では、周囲の環境によって水中葉、水上葉をうまく使いわけて生き延びている したたかな植物です。、


ジュルア川でアピストグラマジュルエンシスのいた川のエキノドルス・トルマリン―ナ。



ジュルア川採集のシベルス,完全に水中葉になった。

同じくジュルア川で採集したシベルスの一種である。普通シベルスというのは止水での 飼育には割合弱い傾向があるが、この種にかんしては止水でも柔らかい葉をだして絶え にくようである。アルア川では丈の1m以上に生育して水流のきつい流れで生育している 種類があるが、完全に水中葉のシベルス、というのもなかなかむつかしいようだ。



ゴヤス州に広くク分布するオテリア,生育は難しい。

ゴヤス州に自生しているオテリアである。最初はエキノドルス属と間違って採集していたが、オテリアには水上葉は発生しないようだ。 水流のある環境と,止水の環境では生育する葉の形態が違う形で大きくなるようだ。 流れのある場所では茎があまり発達せず、葉が流れにそよぐ形態だが,止水では茎が大きく伸長するようだ。
 2005年10月28日記述完了。

  

  


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