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ブラック ファントム テトラ
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8月中旬、乾季の始まったアマゾン源流に採集に出かけてきました。
最近の鑑賞魚業界というのは、将棋でいうところの「手詰まり」状況なのか、「何を採ってくればよいのか分からない状態」に陥っている傾向があるようです。
そうなれば、やはり筆者はもっとも基本に戻って、以前に人気のあった魚で、最近入荷されていない魚が良いのではないか、と考えています。 |
そのもっとも面白そうな魚は「ブラック ファントム テトラ」ではないか、と思ったのです。
それで勇んで、その採集に出かけたのです。
そして採集できたのが、この写真の魚です。
皆様、やはり採集魚は迫力があるでしょう?
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4年程まえ、フラーっと訪れた中央高原のアマゾン支流の源流域で採集できたレモンテトラのピンクバージョンの魚です。
今回の採集でも、極度の乾燥でかなり小さくなった川で、タライロンなどの獰猛な魚と同じ場所で泳いでいました。
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ピーチテトラ
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底の深い、口の大きい網を川の流れに広げて静かにじっとしているとこの魚は数匹の群れで勝手に網に入ってきてくれるので、非常に楽な採集だったのですが、直射の太陽がきつくて魚ガ入ってくれるのを待つ5分の時間の連続で、日射病になってブッタオレテしまいました。
20cmくらいの水深なので、直接川に入っていって採集しても構わないのですが、それをやると一気に魚が逃げてしまって、結局数が稼げないようです。
旅人の外套を脱がせる、北風と太陽の話のようです。
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オリビア コリドラス
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このコリドラスも4年程前にマガジン誌上で発表した、ニュータイプのコリドラスです。
現地の川で泳いでいる色彩は緑を渋くしたようなオリーブ色です。
こうして網に入れて写真にするとなぜか灰色のような色彩になります。
タイプ的にはコンコロール型のコロコロタイプで、同じような体型をしているのがコリドラス カウジマクラットです。 |
オリーブ色を強調したかったので、4年前にブラジル語のオリーブにあたるオリビア コリドラスとして通称をつけました。
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このコリドラスもオリビア同様、4年前にアマゾン源流で採集しています。
オリビアと同じ川で混ざって暮らしているようです。
オリビアが色彩から考えた名前なのですが、こちらは点点がたくさん入っていたのでゴマシオ コリドラスということで、ブラジル語でゴマはジルジリンなのでそういう名前にしました。 |
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ジルジリン コリドラス
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こちらはロングボデイータイプのコリドラスですが、現在コリドラス界ではクチバシの長さからの分類が主流ですが、ボデイーの長さでもタイプ分けできるのではないだろうか、と考えています。
ちなみにこの種はロングノーズタイプではないようです。
オリビアとジルジリンの中間タイプも存在しているようです。
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ポエキリア オランジア
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今回は卵胎生メダカにもスポットを当ててみて、現在の日本ではほんの一握りのマニアの方々が心血を注いで楽しんでいる魚を紹介してみようとおもいます。
南米にはグッピー以外にも非常に多くの卵胎生メダカが生息しています。 |
その多くが、どちらかというと海岸線に近い、汽水域に多く生息しているのですが、今回は南米大陸の中央部で採集したのですが、普段見逃している小さな魚のなかに、この様に綺麗で可憐なものがいるというのには驚きを感じます。
これらの私の採集魚は 関東圏では 前橋のアトムさん 東京のフォレストさん
茅ヶ崎のドワーフさん等に連絡いただければお送りできると思います。
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同じく今回採集のポエキリア オランジアの水槽写真です。
採集現地では、小さすぎて、色彩や形状がもうひとつはっきりしなかったのですが、水槽に入れると特徴を表して、非常に可愛い魚に変身し、これなら原種に興味をお持ちノ方であれば欲しくなる感じではないでしょうか。 |
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ポエキリア オランジアの水槽写真
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採集現場の情景
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今回の採集出来た川の景色です。
川の真中の静められている箱のようなものは、魚の生簀です。
この中にパクーやマトリンシャンやクリマタ等が冷蔵庫替わりに保管されています。
今回は1週間の駆け足採集だったのですが、まだまだアマゾンには面白い魚がゴロゴロしている、という意識を再確認させてもらった旅になりました。 |
ただ体が一つなので、今年もどれだけの採集が出来るだろうか、と考えると、体が2つ欲しいなーと思います。
しかし、先は長いのだからゆっくりやってみよう、そうするしかないともかんがえたりしています。
また別の場所から、新しい魚を皆様に見てもらうために、そして私の生活のためにも頑張りたい、と意識を新たにしています。
それではまた来月まで。
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